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ポズニヒル氏は、欧州にある米国のMD基地と、ロシア領土近くの対ミサイル艦船は、起こり得るミサイル・核攻撃のための「隠された強力な構成要素をつくり出している」と述べた。
ポズニヒル氏は、米国のMDポテンシャルの増強は軍拡競争を促進し、他の国が対抗措置をとることを余儀なくさせており、米国のMDシステムの展開は既存の戦略兵器の均衡を乱し、核軍縮に関する対話を複雑なものにしていると指摘した。
またポズニヒル氏は、米国のグローバルなMDシステムは、あらゆる国の自由な宇宙空間の使用に脅威を与えていると述べた。