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OASの常設理事会が26日、ベネズエラ情勢を審議するため緊急外相会議の招集を決定。ベネズエラのロドリゲス外相はこれを受けて、手続きに基づき、マドゥロ大統領が同国のOAS脱退プロセスを開始すると発表した。
マドゥロ大統領はツイッターで、「内政干渉的乱用と合法性の侵害はもう十分だ。ベネズエラは解放者らの揺籃地で、我々はそれを尊重させる。国家の長として、憲法に則った私の排他的な権限に基づいて、私はOASの即時脱退に関する指示を与えた」と書いた。
しかし、OAS脱退手続きは容易ではなく、約2年かかる。その上、ベネズエラはまずOASに対する債務870万ドル(約9億6700万円)を支払う必要がある。
これより前、ベネズエラのミランダ州で行われた反政府デモで、国家警備隊員が殺害された。