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さきにトルコ政府は、NATOの対ミサイル防衛システムを買い付ける考えを示していた。しかしNATO側は、トルコ当局に「財政的に有効な」代替え案を示すことができず、それに関連してトルコ政府は、ロシア政府との協力の道をよしとした。
昨日ロシアのペスコフ大統領報道官は「5月3日ソチで、プーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は、トルコへのS400供与問題を話し合う可能性がある」と伝えた。
トルコのチャブシオール外相は、新聞Haberturkのインタビューに応じた中で「我々は、S400買い付けに関し、ロシアと原則的に合意した。我々は、NATOの対ミサイル防衛システムを買いたかったが、残念ながら彼らは、我々の状態を考慮しなかった」と述べた。
「ロステフ」のセルゲイ・チェメゾフ社長によれば、トルコは、ロシア側が融資する場合、S400を買い入れる用意があり、それに関する交渉が現在、ロシア財務省との間で行われている。
この前、ロシアとインド両政府は、最新型のS-400型機のインドへの供給に関する合意書に調印した。