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「この会合(4月28日の国連安保理での会合)で何らかの突破口が見出される可能性は極めて小さい。残念ながらこの朝鮮半島で展開されている紛争はあまりにも昔から続いており、守られていない約束、合意に達していない問題、合意には達したものの誰もそれを遂行していないこと、期待、悲しみなどがほかの主要な問題より前面に出てしまっている。」
モシャコフ所長は、どんなにおびただしい数の会議を開き、複雑な状況から抜け出す賢い道を提案できる権威ある政治家らを集めたところで「信頼を抜きに、双方が真剣に責任をもってそれぞれの責任を遂行することなくしては不可能」と語り、北朝鮮問題の解決で一番の躓きの石は双方ともに互いへの信頼が明らかに不足していることと指摘している。