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テストは、珠海(広東省)で実施され、新型機のブレーキシステムや垂直維持、軌道修正能力などの点検がなされた。また同機は、滑走路で180度回転した。伝えられるところでは、システムは然るべき形で機能したとのことだ。
中国航空工業集団公司(AVIC)は、AG600は初飛行に向けた準備が整ったと発表、手元の情報では、初飛行は5月にも行われる見込みだ。
公式データによれば、同機は民間用で、火災消火及び捜索救援活動用に使用される。しかし、中国は、同機を南シナ海における自分達の権益保持のために用いるのではないかと指摘する向きもある。
先の報道によると、鎮火や水上救助に対応できるよう設計され、中国で開発中の世界最大の水陸両用機「AG600」の初のテスト飛行は5月中旬に行われる。