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政治運動「前進!」の結成者で前経済相のマクロン候補と政党「国民戦線」の党首のルペン候補の討論は主に国内問題に集中したものの、テロ問題、外交問題にも言及された。ルペン氏は政権側の代表者であるマクロン候補を間断なく攻撃するという野党の役割を保持しながらも自身のプロジェクトをしかるべき形では提案せず、マクロン候補は感情に走って声を荒げ、ルペン氏は嘘をつき、内容のあることはほとんど言わないと相手を責めたてた。
世論調査の結果ではマクロン氏の支持率は63%、ルペン氏は34%で残り3%はどちらとも言えない浮動票となっている。
4月23日に行われた第1次投票では全体の24.01%をマクロン氏が、21.3%をルペン氏が抑えた。決選投票は5月7日に行われる。
先に伝えられたところでは、ブリュッセルで、フランス大統領選挙で決戦投票に進んだ政党「国民戦線」の党首マリーヌ・ルペン氏の免責特権はく奪の手続きが始まった。