スプートニク日本
活動家クラインチ氏は2015年7月、食肉処理場へ運ばれる豚数頭に水を与えたことで、運転手が警察に通報。この行為が財産損壊や利用妨害にあたるかが焦点となっていた。
Judge acquits woman who gave water to pigs headed to slaughter https://t.co/izN1ofdoF7
— Kevin D. MacNeill (@kdmacneill) 5 мая 2017 г.
カナダ・オンタリオ州裁判所のデイビット・ハリス裁判長は判決文で、「いかなる財産の合法的利用・享受・稼働を、妨害・中断・干渉したことにならない」と説明。
クラインチ氏は判決について、「複雑な心境」だとして、豚などの動物は単なる財産ではなく、基本的権利があることを司法に認めてほしかったと語った。
クラインチ氏は今後も活動を続ける方針だという。
クラニッチ氏の取り組みや裁判は世界中の動物保護活動家のあいだで話題になった。
先の報道では、埼玉県北本市の団地の敷地で、カラス20羽の死骸と、近くに落ちていた農薬入りパンが発見された。