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新たに公開されたのはCIAの「アルキメデス」という名称の技術。CIAの「アルキメデス」を用いれば通常オフィスの社員が利用、登録するローカルネットの枠内でサイバー攻撃を行うことができる。
CIAの「アルキメデス」は1台のコンピューターをコントロール下に置くことで、それを通じて同じローカルネット内にある、特務機関が狙いをつけるほかのコンピューターのトラフィックを追跡できるという仕組み。ウィキリークスの説明によれば、ハッカーに狙いをつけられたコンピューターのブラウザーを使うとトラフィックはCIAの特殊サーバーに勝手に送られるようになるが、ユーザーはブラウザーは通常のレジームで機能しているようにしか感じられない。
先の報道によると、ウィキリークスは「Vault 7」という名の中央情報局(CIA)の一連の機密文書の新たな部を公開した。