パキスタン国際航空のパイロット 訓練生に操縦を任せて自分は眠りにつく

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パキスタンの航空会社「パキスタン国際航空」のパイロットが、イスラマバードからロンドンに向かう途中、パイロット訓練生を自分の席に座らせ、自分は客席で眠っていたとみられている。新聞Dawnが報じた。

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事件が起こったのは4月26日。飛行機には乗客305人が乗っていた。この日、飛行機の操縦を任されていたのはパイロットのアミール・アフタル・ハシミ氏。

操縦室には、パイロット訓練生のモハマド・アサド・アリ氏もいた。ハシミ氏は飛行中に訓練生の教育を行う予定だったが、離陸後、訓練生に操縦を任せ、「しばらく横になるため」に客席に向かったとみられている。

事件は、客室乗務員の報告書に記された乗客からのクレームによって明らかになった。

報告書によると、乗客の1人が、パイロットがビジネスクラスで寝ている時、自分は安全であると感じることができないと「苦情を言った」という。

航空会社側は、事件の調査が行われている間ハシミ氏は飛行から外されたと発表した。

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