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ジンチェンコ氏は、2013年から居住許可に基づいてエストニアで暮らしていた。
ERRのサイトでは「国の検察の起訴状によると、ロシア軍参謀本部情報総局は2009年にジンチェンコ被告を雇い、同被告は2013年から2017年1月に拘束されるまで、エストニアの安全保障を損なうことを目的としたロシア対外諜報機関の諜報活動に積極的に参加していた」と述べられている。
調査情報によると、ジンチェンコ氏は国防施設やエストニアで極めて重要なサービスを提供している施設の情報を入手した。またジンチェンコ氏は、エストニア国防軍とその同盟国の軍事機器の配置転換を監視し、ロシア軍参謀本部情報総局に知らせており、これらの情報を、ロシアのサンクトペテルブルクなどを訪れた際に情報総局の職員に伝えていたという。