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外務省の声明では、次のように述べられているー
「2国間関係の問題に関する幅広い範囲の詳しい話し合いが行われた。ロシア側からは、2国間関係正常化のためには、国際法に反していながら我々の国有資産であり特権を有する米国におけるロシア在外公館の施設を事実上押収したバラク・オバマ前政権によってつくられた一連の激しい興奮状態を取り除く必要があると強調された」。
オバマ政権は2016年末、ロシア連邦軍参謀本部情報総局やロシア連邦保安庁を含むロシアの9つの機関、企業、個人に対して制裁を発動した。
また米国は、ロシアの外交資産である在ニューヨーク露常駐代表部と在ワシントン露大使館の郊外の「ダーチャ(セカンドハウス)」と呼ばれる2つの居住施設へのアクセスをブロックしたほか、ロシアの外交官35人に対し「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)」を通告した。