露外務省 米国との関係正常化の条件を挙げる

© Sputnik / Andrey Steninロシアのリャプコフ外務次官
ロシアのリャプコフ外務次官 - Sputnik 日本
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ロシアのリャプコフ外務次官は、米国のシャノン国務次官との話し合いで、両国の関係正常化のためには、例えば米国におけるロシアの外交資産の事実上の没収などのオバマ前米大統領時代につくられた興奮状態を取り除く必要があると述べた。露外務省のフェイスブック公式ページで伝えられた。

スプートニク日本

外務省の声明では、次のように述べられているー

ラヴロフ外相 ロシアは露米首脳会談の準備をしている - Sputnik 日本
ラブロフ外相 ロシアは露米首脳会談の準備をしている
「2国間関係の問題に関する幅広い範囲の詳しい話し合いが行われた。ロシア側からは、2国間関係正常化のためには、国際法に反していながら我々の国有資産であり特権を有する米国におけるロシア在外公館の施設を事実上押収したバラク・オバマ前政権によってつくられた一連の激しい興奮状態を取り除く必要があると強調された」。

オバマ政権は2016年末、ロシア連邦軍参謀本部情報総局やロシア連邦保安庁を含むロシアの9つの機関、企業、個人に対して制裁を発動した。

また米国は、ロシアの外交資産である在ニューヨーク露常駐代表部と在ワシントン露大使館の郊外の「ダーチャ(セカンドハウス)」と呼ばれる2つの居住施設へのアクセスをブロックしたほか、ロシアの外交官35人に対し「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)」を通告した。

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