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8日、ワシントン・ポスト紙が、米政府関係者の話として報じた。
ワシントン・ポスト紙は「ドナルド・トランプ大統領の最も地位の高い顧問や外交顧問らは、アフガニスタンでの戦略を大きく変更するよう提案した。それは、運動体『タリバン』に対する圧迫プロセスに米国が効果的に戻ることを可能とするものだ」と報じた。
記事の中では、「トランプ氏によって承認される必要のある新プランは、さらに自信を高めているタリバンを交渉の席に戻らせることを目的とする、より大規模な取り組みの一環としての米国の軍事的役割の拡大を意味している」と指摘されている。
なお消息筋がワシントン・ポスト紙に伝えたところによると、新戦略は、アフガニスタンの悪化した状況を変えるというトランプ大統領の希望に基づいて状況を分析した結果だという。
またワシントン・ポスト紙によると、新戦略は、アフガンにおける米国の軍事的役割を制限することを目的としたオバマ前大統領の措置を見直すことにもつながるという。
同紙は、「トランプ氏は、5月25日のNATOサミットまでに決断する見込みだ」と指摘している。