スプートニク日本
ナバリヌイ氏はインスタグラムに9日、「バルセロナ(この街は欧州眼科の中心の1つだと判明)のドクターが、私の目は少し治す必要があると言い、昨日、手術を行った」と書き込んだ。
ナバリヌイ氏は、もうすでに眼帯なしで歩けるが、視力回復にはまだ数ヶ月かかると述べた。
4月27日、何者かがモスクワでナバリヌイ氏を襲撃し、緑の消毒剤を顔にかけた。その結果、ナバリヌイ氏の右目の瞳と角膜が傷ついた。4月28日、警察はナバリヌイ氏の目を化学熱傷させた件で、捜査を開始した。
その後ナバリヌイ氏は、医者の治療を受けているが、角膜移植が必要になる可能性があるとして、海外の専門のクリニックへ行くよう推奨されたと述べた。
4日、ナバリヌイ氏は、5年間にわたって交付を断られてきた海外渡航用パスポートを取得したと発表。
ナバリヌイ氏には「イヴ・ロシェ・ヴォストーク」社での横領と、国営企業「キーロフレス」での横領罪で、執行猶予禁固5年が言い渡された。それを受けて、氏は月に2度、刑事執行監督局に出頭する必要がある。