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いかに、そしていつ生命が誕生したのかについての広く受け入れられている視点はまだ存在していない。今日、約340万年前の地球の原始の海に微生物がすでに存在したことを証明する化石はいくつか存在している。
一方、近年、より多くの進化生物学者が、生命は地球の海中で生まれたのではなく、地上や湖、間欠泉や火山口で生まれた可能性があるとの考えに向かっている。
オーストラリア西部の発掘作業を行い、ニューサウスウェールズ大学のタラ・ジョジック教授率いるチームが、間欠泉や温泉の流出口に生じる沈殿物である珪華に大量の微生物の化石を発見した。
珪華の中には、生命の中ないし生命の存在のもとでのみ形成される鉱物や黄鉄鉱、微生物の跡が見つかった。
したがって、地上の間欠泉と火山の「川」は実際に、地球、そして火星などの過去に生命発生の条件が整っていた惑星における、初めての生命発生の場所の1つだった可能性があると言うことができる。
先の報道によると、学者たちは、天の川の中心部で太陽の7500倍の重さのブラックホールが見つかったと伝えた。