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大使は「我々は国家テロの今回の最大の陰謀の組織者、共犯者、手先らを、彼らがこの惑星にいなかったかのように、容赦なく殲滅する。この時から、米国のテロリストらの情報機関と韓国のマリオネットらを完全に殲滅するための公正なテロとの戦いが始まる」と述べた。
先週、北朝鮮の国家安全保障省は、米中央情報局(CIA)と韓国の諜報機関が、ある種の生化学物質を使って北朝鮮の金正恩指導者の暗殺を企てたと発表した。
在ロシア朝鮮民主主義人民共和国大使館は、米国と韓国の情報機関が北朝鮮市民のキム氏におよそ30万ドルを手渡し、北朝鮮指導部の暗殺を組織するよう依頼したことを明らかにした。
キム・ヒョンジュン駐ロシア北朝鮮大使はモスクワでの記者会見で、米CIAと韓国の諜報機関は2014年6月、「テロリスト」(上記のキム氏の意、編集部)がハバロフスク地方の材木会社に勤務していた際に、同氏をリクルートしたことを明らかにした。
北朝鮮指導部を秘かに暗殺する企ては祝賀行事の最中に化学物質を用いて遂行される計画だった。こうした化学物質は一定の距離があっても最高指導部を抹殺できる殺傷能力を持つもの。
キム・ヒョンジュン大使の話ではこの人物は家族ともに暴力を受ける危険にさらされていた。キム氏はピョンヤンに帰った後、韓国の諜報機関から人工衛星による通信で指令を受け取っていた。2016年一年で4度の接触が図られ、この間に指令遂行のための数種類のメソッドが提案されていた。