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米国、ロシア、中国のトップ3の顔ぶれはここ3年変わらない。2016年の軍事予算、支出では米国は5810億ドルの軍事予算で首位、中国は1550億ドルの軍事支出、ロシアは460億ドルだった。ただし中国軍の抱える兵士数230万人はダントツに多い。これは米軍の140万人、ロシアの76万6千人を足した数をも上回る。
欧州のトップ3はフランス、英国、ドイツの順。
ランキングには経済、工業、軍事力の状態を示す50の異なる指標が用いられている。特に軍事力の多様性が注視されているほか、地理的要因、ロジスティックス、天然資源の有無も考慮され、安価な労働力の数が大きな役割を果たしているため、人口の多い国がランキングされやすい傾向がある。