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鯨類研究者による観察の過程で、イッカクの牙の使用法が明らかになった。イッカクは牙を獲物を獲物を聾するための「棍棒」として用いているということだ。
WWFの極地研究支部のロッド・ダウニー支部長は、「以前私たちは、角がイッカクに必要なのは、敵との『決闘』や、同族との相互活動、空間把握のためだと考えていた。しかし、撮影された材料は、見たことのない行動モデルを示している」とした上で、「イッカクは地球で最も謎の多い存在だ。彼らがほぼ神秘的な地位を得て、たびたび『海のユニコーン』と名指されるのは何も不思議な事ではない」と述べた。
イッカクには北極圏でのみ出会える。主な生息地域は北大西洋や北極海。イッカクの個体数は少ないと考えられており、ロシアのレッドブックに加えられている。