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サイバー攻撃により、メールの送受信が遅れたり、添付ファイルが開けなくったりするなどの障害が生じた。
また共同通信によると15日、大阪市のホームページも閲覧できない状態になり、市はサイバー攻撃を受けた可能性も含めて調査を行っているという。
今回の大規模なサイバー攻撃では、英国での被害が大きく、日立は英国で鉄道事業を手掛けているため、被害などの確認を行っているという。
共同通信によると、攻撃では、米マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」のセキュリティー上の欠陥が悪用されたとされており、少なくとも被害は150カ国に及んでいる。
日本政府は15日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。
サイバー攻撃は12日から始まった。ウイルスはコンピューターのファイルにロックを掛け、解除のために金銭を要求する。被害が大きいロシアでは、携帯会社「メガフォン」、内務省、調査委員会などが感染。英国では国民保健サービス(NHS)が被害を受けた。