トランプ大統領は、「テロリズムと航空機の飛行の安全性に関する事実を、(公にされた日程で行われたホワイトハウスでの会談で)大統領としてロシアと共有したかった。自分にはそうするための絶対的な権利があった」とした上で、「ロシアにダーイシュ(イスラム国、IS)とテロリズムに対する闘いを大幅に強めて欲しい」と主張した。
ワシントン・ポスト紙は先に、匿名の情報筋の話として、トランプ大統領がダーイシュに関する機密情報をラブロフ外相と共有したと報道した。
As President I wanted to share with Russia (at an openly scheduled W.H. meeting) which I have the absolute right to do, facts pertaining….
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 16 мая 2017 г.
…to terrorism and airline flight safety. Humanitarian reasons, plus I want Russia to greatly step up their fight against ISIS & terrorism.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 16 мая 2017 г.
ホワイトハウスは報道を嘘だと呼び、ロシア大統領府のペスコフ報道官はこの報道を確認や反ばくのためのテーマがない「お決まりの馬鹿げた話」だと一蹴した。
ロシア外務省のザハロワ報道官は次のようにフェイスブックでコメントした。
「みなさん、また米国の新聞を読みふけったんですか?読む必要はありません。色んな風に使えますが、読む必要はありません。最近、これはすでに有害なだけじゃなく危険でもあります。」
先の報道によると、ティラーソン米国務長官は、トランプ米大統領がロシアのラヴロフ外相とロシアのキスリャク駐米大使にテロ組織「IS」に関する完全なる機密情報を伝達したとするワシントン・ポスト紙の主張を否定した。