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ロシアは石油の輸出に大きく依存していたため、2014年、原油価格が暴落すると深刻な損害をこうむった。クリミアのロシア再編成を西側諸国が「ウクライナ領のクリミアを支配下に置く行為」とロシアを非難し、経済制裁を開始すると、これは「さらに打撃」を与えた。
CNNは現在のロシア経済の状態を「すべて回復しつつある」と指摘している。
IMFのレポートでは「経済は2年間にわたる景気後退から抜け出しつつある。これは政府の効果的な政策と十分な蓄えが功を奏したため、景気の後退度の勢いは以前より弱まっている」と指摘されている。
IMFはロシアの予算不足削減計画、外貨準備の回復、国営企業の数社の民営化、「金融システムからの弱体銀行の除去」を肯定的に評価した。
先の報道によると、「一帯一路」のフォーラム2日目の円卓会議でプーチン大統領は、欧州、アジア、ラテンアメリカの50カ国ほどがユーラシア経済連合との協定に興味を示していると述べた。