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インド半島にあった古代都市モヘンジョダロは1911年、英国のジョン・マーシャル率いる考古学調査隊によって発見された。紀元前2500年ごろ、インダス文明の中心都市として栄えた。
今回、考古学者らがラディカルとも思える保存手段に訴えることを決めた原因はいくつか列挙されている。
Pakistan's ancient citadel of #MohenjoDaro will disappear unless steps are taken to preserve it, archaeologists say https://t.co/EnrHOdt95x pic.twitter.com/EUExyeX2pX
— AFP news agency (@AFP) 16 мая 2017 г.
考古学者らによれば、第1の理由は46度にも達することがある高温で遺跡が損傷を受けること。第2の理由はシリアのパルミラ遺跡が害を蒙ったようにイスラム急進主義者の攻撃対象になる恐れがあること。また第3の理由は増え続ける観光客が遺跡の状態にネガティブな影響を与えること。
Researchers desperate to save lost city of #MohenjoDaro and let it claim its rightful place in #history. https://t.co/WVUtSTUMSm pic.twitter.com/P44tRDnGf2
— Ancient History (@ahencyclopedia) 18 мая 2017 г.
こうした理由から学者らは最良の遺跡保存方法は埋め戻すことだと決めた。
ハーバード大学のリチャード・メドー氏は「地下に埋めることで都市は安全に保たれるだろう」と語っている。
先の報道によると、中国北部新疆ウイグル自治区の砂漠で、シルクロードの古代国家「楼蘭」の首都が発見された。