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地球と火星に衝突の可能性

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米国の地球物理学者、スティーブン・マイヤーズ氏は、地球と火星が数10億年後に衝突する可能性を除外していない。一般向け科学雑誌『サイエンティフィック・アメリカン』が伝えた。

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米ウィスコンシン州マディソンにあるウィスコンシン大学で教鞭をとるマイヤーズ氏はチームで研究を行い、太陽系はカオティックだとの結論に至った。このように、軌道の偶然的な変化が見分けがつかないほどわずかな太陽系の単位間の重力の相互作用の結果起きる可能性がある。マイヤーズ氏によると、可能性のある結果は、火星と地球の衝突だ。一方、このような結果の確率は極めて低いとも指摘した。

「これは『バタフライ・エフェクト』としても有名だ。これは全く同様の現象だ」と同誌は伝える。

先に伝えられたところによると、今年3月はじめから、地球の近くを2つの小惑星が通り過ぎる。天体が地球のそばを通るのは、平均で年2回。天文学者は小惑星の活動が活発になった説明を今のところ見つけていない。

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