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ドゥテルテ大統領は5月22日から26日にかけて、ロシアを公式訪問する。
ドゥテルテ大統領は記者団に、小型武器や高精度ミサイル、ヘリコプターに航空機をフィリピンに供給する契約を締結する日について質問され、「ロシアが武器を供給するよう、プーチン大統領を説得する必要が出ると考える。大量の武器ではなく、例えば、地上配備高精度ミサイルのことだ」と答えた。
ドゥテルテ大統領はまた、まさにロシア政府にこの問題で打診した理由を、次のように説明した。
「そちらにはより改良された高精度システムがあると見ている。そしてこの点においてロシアは米国より優れているため、ロシアに打診するよう決めた。しかし、ロシア人が優れているのはこの点だけでなく、彼らは気前が良く、助けの手を差し伸べる用意がある。」
ドゥテルテ大統領はまた、世界では現在、「ロシアと中国の言葉にだけ頼ることができる」と付け加えた。
この前、フィリピンのデルフィン・ロレンザーナ国防相は、同国が米国からこれ以上武器を買うことはないと発言した。