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地方紙Il Secolo XIXによると、1人の女性が飼っていた猫は、この女性のもとで2年間暮らした後、夜になると飼い主の隣人の女性の家で寝る習慣がついた。
猫は二重生活を送っていたことが分かった。2人の女性は猫をそれぞれ「リボン」、「テキーラ」という名前で呼んでいた。
「夜」の飼い主が猫と一緒に引っ越すことを決めるまでは、何の問題もなかった。
だが2人の女性の間で喧嘩が生じ、最初の飼い主はその後盗難届を提出、猫は最初の飼い主のもとへ戻された。
だが今度は2人目の女性が上級裁判所に訴えた。
Il Secolo XIXは「裁判官は、マイクロチップが装着されていない猫が盗まれたという証拠はないと判断した。また、最初の女性が猫を飼っているという証拠も、医療手帳を除いて見つかっていない。そのため猫は、泥棒の容疑がかけられた女性のもとへ戻された」と伝えた。
またIl Secolo XIXは、「猫をめぐる争い」はまだ終わっていないとし、女性2人は合意に達することができず、猫の盗難事件はさらに上の民事事件を取り扱う裁判所に訴えられる可能性があると指摘している。
先の報道によると、多くの人が、猫を飼おうとしたものの猫アレルギーで断念せざるを得ないという問題に直面している。