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タイムズ紙がアベディ容疑者の学友の証言を引用して報じたところによれば、アベディ容疑者は3週間前にリビアへと向かい、英国には数日前に帰国したばかりだった。
警察および諜報機関は現在、この情報の真偽を調べている。
NBCテレビが米国諜報機関の消息筋の情報として報じたところでは、アベディ容疑者は国際テロ組織「アルカイダ」と関係を持っており、外国での養成訓練を受けていた。NBCの消息筋によれば、 アベディ容疑者の身元は 犯行現場に残された銀行カードからが特定され、さらに顔認証技術で確証された。
消息筋は、アベディ容疑者は「アルカイダと関わり」持っていたことは明らかで、そのほかにも複数の組織とのコンタクトを図ることができたと語っている。また犯行に使われた爆弾に関しては、消息筋は大きく、英国では入手が困難な物質が使われていたことから簡単には製造できないもので、このことからアベディの犯行を助けた人物がいたことが裏付けられるとの見方を示している。
22日夜、英国マンチェスターのマリアナ・グランデさんのコンサート会場で起きた爆破テロは死者22人を出す大惨事となった。負傷者現在、150人に達している。
これより前、「ダーイシュ(IS、イスラム国)」が同テロの犯行声明を出したと報じられている。