中国生まれの楊さんは同大学の卒業スピーチで、米国の「空港で息をしたとき、自由を感じた」「空気が新鮮」などと語った上、米国の学生たちが公の場で人種や性差別、政治について議論していたことに驚きを感じた経験などを述べた。
スピーチの動画がYouTubeに投稿されると、米国に残れなどとする非難のコメントがすぐに殺到した。中国の国営メディアもまた、否定的にスピーチに反応した。
一方、中国国営英字紙・環球時報紙によると、楊さんは批判を受けて謝罪。これにより中国での多様的な意見の不在が証明される皮肉な結果となった。