スプートニク日本
MS-21 は統一航空機製造会社配下のイルクートとヤコブレフで開発中の新型旅客機であり、150-212席の3モデルが用意されている。
ネットユーザーの一人、アナスターシア・スシチェンコさんは「幸せには限界がない。もう心は誇りで、目は幸せの涙でいっぱい、胸は嬉しくてはちきれそう! この飛行機を作ったイルクーツク工場の皆は、本当に偉い! 私達は皆一つの力。MS-21の初飛行おめでとう。まもなく皆で乗るわ」と書き込んでいる。
また初飛行の目撃者の一人、マリヤ・ズィミナさんは「ウラー、皆さん!MS-21がついに飛んだ! もう胸は誇りと喜びで爆発しそう。他には言葉が何もない」と書いている。
Летаем) pic.twitter.com/MAJdlwRCD9
— Дмитрий Рогозин (@Rogozin) 28 мая 2017 г.
ドミトリイ・ロゴジン副首相も、新型旅客機のテスト飛行成功について伝えた。
MS-21は、新生代の旅客機で、航空機市場ではAirbus320 や Boeing737のライバルとなるだろう。
この航空機は、高強度複合材料で作られた翼を持つロシア機第一号で、空気力学上、非常に大きな利点を持っている。またエンジンの技術革新が進んだことで、燃費が改善され、有害な廃棄物や騒音も少なくなり、これまでよりも高速の飛行が保証された。さらに複合材料など先端技術を取り入れることで、重量をかなり軽くすることにも成功した。
先の報道によると、ロシア軍は第5世代ジェット戦闘機開発計画のT-50(別称PAKFA、パクファ)を2年後の2019年に、最新の高射砲ミサイルS-500を3年後の2020年に軍備に加える。