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日本政府の調べではミサイルはスカッド系列のものである可能性が高く、高度100キロを飛行し、新潟県・佐渡島から約500キロ、島根県・隠岐諸島から約300キロの日本の排他的経済水域内に落下したものと見られている。航空機や船舶の被害の情報はない。米太平洋軍は飛行時間を6分間と分析した。
日米外相は電話会談で北朝鮮への圧力強化で一致、国連安全保障理事会での対応の調整を始めるとともに、中国に北朝鮮抑制への役割を求めることを確認した。
わずか2日前の27日に閉幕したG7サミットは北朝鮮への圧力強化で一致したばかり。北朝鮮は今回のミサイル発射を通じて、G7に断じて動じない姿勢を示した。弾道ミサイル発射は今年9回目で3週連続。日本の排他的経済水域への落下が確認されれば、今年3月以来すでに4回目。
安倍首相は国家安全保障会議(NSC)関係閣僚会合で「国際社会と連携し、北朝鮮に強く自制を求め、毅然として対応するように」と指示している。