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ハーバード大学のロイ・パーリス氏は次のように述べている。
「我われはこの結果が、うつ病は単なる状態ではなく生物学的根を持つ本当の脳の病気なのだということを、研究者が理解する助けになることを期待している」
パーリス氏とチームは、うつ病は多くの点で遺伝的に規定されており、生活の質や彼の物質的な豊かさと精神的な安定だけによるものではないと示した。
このような結論が得られたのは研究室での研究結果ではなく、あらゆる希望者が様々な病気にかかりやすい体質を調べるため利用できるサービス「DNAバンク」によるものだ。
先に伝えられたところによると、ヒトDNAで、高齢者の脳の数十歳もの老化の加速や抑制に影響を与えるかもしれない遺伝子変異を発見した。