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しばらくしてカメラは、フィラポントがそこでダンスをしている姿を捉えた。おまけに彼のダンスは、非常にエロチックなものだった。熊は、できる限り身をよじりながら、木の幹に身体をこすりつけていた。明らかに、そうすることで満足感を得ている様子が分かる。
その後、自然保護区の職員達は、フィラポントのこうした行動について、ひどく奇妙に見えるが、その理由は実は単純なもので、そうすることで彼は仲間たちに「この場所の主が誰なのか」を示しているのだと説明している。
専門家によれば、背の高くない熊で頭のいいものは、仲間たちに、この場所に巨大な熊がいると思わせるため、木のなるべく高いところに身体をこすりつけたりする、との事だ。
また他に、フェラポントは、こうした踊りをすることで、ムダ毛を取り除いているのかもしれないと指摘する人もいる。