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プーチン大統領はロシアのマスコミに、「我々は今米国で何が起こっているかを目にしている。この対露行動、反露は続いている。今後どのように進展するのかは我々には分からない。それは我々に関係しているのではない。我々は、このプロセスのイニシエータではない。これらの条件の中で、今日はそこでは(南クリル)全てが順調だが、明日にはそこに何らかの基地、あるいはMD(ミサイル防衛)の構成要素が現れると、理論的に予想することでさえ、我々にとっては全くもって容認できない」と語った。
プーチン大統領によると、このような可能性は、日本と米国の間で結ばれた合意から生まれている。
プーチン大統領は「私たちにはそれを見せないが、我々は大体においてその内容を知っている。私はそれらの詳細を知っているが、今は細部にわたって検討することはしない。だがこれらの領域に米軍が配置される可能性はある」と指摘し、「我々は、いかにして安全保障を確保するかを考えている。我々は、いかにして遠く離れた国境地域で脅威を除去するかを考えている。この意味において、島はとても便利な場所だ」と述べた。
先の報道によると、露日の合同調査団は6月後半にも南クリル諸島入りする。