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パスタ
「イタリアレストランの最も愚かな間違いの一つは、カルボナーラをつくる時に、卵黄の代わりにホワイトソースを使うことだ」。ロンドンにあるレストラン「La Tagliata」のシェフ、アントニオ・トネッリさんは、このように語っている。またトネッリさんは「絶対に海塩の入っていない熱湯でパスタを茹でないように」とアドバイスしている。
同じくロンドンにあるレストラン「Fucina」のシェフ、ジョーダン・スクレアーさんは「なぜシェフたちはパスタにバターあるいはホワイトソースを加えるのだろうか?イタリア料理の主な成分はオリーブオイルなのに」と首をかしげている。
スクレアーさんは「パスタは常にメイン料理であり、例えば、ステーキなどと一緒に食べてはならない。また肉団子やチキンもだめだ」と指摘し、「ケチャップはフライドポテト用に残しておいてほしい。お願いだから」と語った。
ピザ
スクレアーさんはまた「イタリアのピザにパイナップルが乗ることは絶対にない」と語る。またピザを断片にカットしてフォークとナイフを使って食べてはならず、その代わりに、カッとしたピザを手で少し折り曲げて食べるという。

チーズ
すりおろしたパルメザンチーズを熱い料理にかけて溶かすというのも、愚かな間違いの一つ。これは、カニ、エビ、トリュフなど他の食材の繊細な味を消してしまうという。
コーヒー
またシェフたちは「カプチーノを飲んでいいのは朝食のみ。なぜなら牛乳入りのコーヒーは非常にカロリーが高い飲み物になるからだ。カプチーノではなく、エスプレッソやマキアートにしたほうがいい」とアドバイスしている。

先の報道によると、有名な英国人シェフ、ゴードン・ラムゼイさんはインデペンデント紙で、レストランで食事する際の3つの「黄金則」を語った。