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雑誌Psychological Scienceに掲載された研究では、迫りくる死を待つ人々の感情と、実際に死に直面している人々の感情が比較された。
結果、自分の死を想像した人々は、それが何かネガティブなもの、不安なものだと感じる傾向にあった。一方、実際に死亡した人たちは、多くの場合、予想以上にポジティブな感情だったという。
学者たちはまず、がんなどの難病に苦しむ人々のブログの記事を分析した。ブロガーたちは自分たちが死ぬときの様子を想像し、人生の残りの数か月間にブログを書いていた。
その後、学者たちは、コンピュータプログラムを使用し、正負の感情が表現された言葉の数を調査した。
結果、学者たちは、実際に亡くなった人たちは、悪い感情よりもはるかに多くのよい感情を抱いていたことが分かったという。
先の報道によると、スロべニア北東部マリボルの墓地に世界初のデジタル墓標が立てられた。