スプートニク日本
「テロについてだが、私がシャワーを浴びて、タオルを巻いて出ると、ドアを叩き続ける人がいる。それは不安を起させる叩き方だった。私がドアを開けると、扉の前には少女がいた。この少女の話しによると、私の家から約500メートル離れた場所でテロがあり、偶然通りがかり、助けが必要だという。その少女は日本人で、パニック発作を起こし、ハンカチを口にあてて息をしている。彼女を部屋に置き、私は外出する」。カシェエフ氏は、フェイスブックにこのように投稿した。
カシェエフ氏によると、大勢の人がロンドン橋の方向から急ぎ足で歩いてくる。泣いている人たちもいたという。カシェエフ氏は「強く手を握り合う人たちの数に驚く。通行止めとなり、警察や救急車が逆方向に走っていく。町の上空ではヘリコプターがホバリングしている。全ての店やバーが5分で閉店した。町にはテロの被害者や周囲にいた人など、大勢の人たちが群がっていた」と伝えた。
先の報道によると、英ロンドンで3日夜、複数の襲撃事件があり、うち2件は正式にテロ事件として認定された。