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「エジプト政府は、カタール政権がエジプトに対する敵対的な政策を続けており、『ムスリム同胞団』率いるテロ組織の支援を止めるよう行われたあらゆる説得が失敗したことを理由に同国との国交断絶を決定した。」リアノーボスチ通信がエジプト外務省の声明を引用して報じた。
エジプト外務省はこれより前、「カタールは『アルカイダ』のイデオロギーを普及させ、『イスラム国(ロシアでの呼称は「ダーイシュ」)』およびシナイでのテロ攻撃を支援」しており、「エジプトおよび同地域諸国の内政に干渉し続け、アラブ諸国の国家安全保障を脅威にさらし、アラブ社会の分断を招こうとしている」という声明を表していた。TV「アルジャジーラ」が同外務省の公式声明を引用して報じた。
エジプト外務省は、カタールとの空および地上の交通の遮断を宣言している。
これより前、バーレーン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、イエメン、リビアがカタールとの国交断絶を宣言している。