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ロヂキンは、次のように述べた-「日本行きは、いつも自分を大変ドキドキさせる。というのは日本の観客は、最高のバレエ・アーチストを見ており、彼らを驚かすのは容易ではないからだ。胸はドキドキしているが、この興奮は、とても心地良いものだ。なぜなら、それが私達を舞台に押し出してくれ、一体感のある舞台にしてくれるからだ。」
今年は、ロヂキンが日本を初めて訪れてから、5年目となる。日本について彼は、次のように話している-「私はこの国、そして日本の観客の方々を大変愛している。初めて日本を訪れたのは2012年だったが、この国は、私に深い印象を与えた。」
なお彼のパートナー役であるスヴェトラーナ・ザハーロワは、初来日から今年は20年目となる。
© 写真 : 「ロシアの季節」ザハーロワとロヂキン
ザハーロワとロヂキン
© 写真 : 「ロシアの季節」
ロヂキンは、さらに次のように述べた-「私に一番大きな印象を与えたのは、公演後、私を待ち構えて下さったファンの数だった。私にとって、あれほどの体験をしたのは昨日が初めてだった。公演後、あんなにたくさんの方々が立って私を待って下さっていたのだ。とても嬉しいことだ。恐らく、日本ほどロシア・バレエを愛して下さる国は、世界のどこにもないだろう。」
今後のプランについてロヂキンは「今年9月にも日本を訪れ、ザハーロワ、そしてバイオリン奏者のワヂム・レーピンと共に『トランス・シベリア芸術祭』に参加する計画だ」と伝え「秋に日本に来たことがなかったので楽しみだ」と述べた。
4日、デニス・ロヂキンは、大規模文化プロジェクト「セゾン・リュス」の開幕を告げるバレエ「ジゼル」の舞台に立った。 先にお伝えした通り、日本の安倍首相も、ロシア・バレエの素晴らしさを高く評価している。
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