スプートニク日本
ルツコイ氏は、シリアの情勢がアスタナ会議での「安全地帯」創設に関する覚書に調印したあと劇的に改善されたと強調した。
ルツコイ氏は、開放された諸都市に住民が戻り始め、家政、エネルギー使節、交通網や道路が活発に復興されており、用水路が水で満たされていると指摘した。
ルツコイ氏によると、ダマスカス地方の北部だけで2600人以上の戦闘員が恩赦を活用して平和な生活に戻った。
4度目となるシリア和平会議は今年1月から5月にかけてカザフスタン首都アスタナで行われた。会議の主な結果となったのは、停戦監視を行う合同運用班の創設で合意したことと、ロシア、トルコ、イランが保証国として安全地帯創設に関する覚書へ調印したことである。覚書は、暴力の停止と国の統一の維持と領土保全、紛争の政治的解決に向けられている。
この前、ロシア国防省は5月1日から、シリアの安全地帯での航空隊の飛行を停止した。