① 質の良い眠り
あなたが渋滞したハイウェイにいるか、時速300キロの「ル・マン」レースのコースを走っているか、それは重要ではない。運転の際、あなたに求められるのは、絶えず注意を集中させることだ。もし夜中の運転前に、質の良い眠りを取れば、注意を保つことがはるかに容易になる。
② 十分な朝食
しっかり朝食を取る事、ただし食べ過ぎてはダメだ。もしあなたが、血液内の糖分が低い状態で旅行に出発したなら、あなたの集中力は長時間、深刻に損なわれる。全粒粉のトーストにオムレツをのせたもの、あるいはクルミやバナナを加えたオート見るなどがおすすめだ。
③ 二日酔い運転に注意
英国では、例えば、酔った状態での運転で捕まる10件中1件が、朝6時から8時の時間帯である。
④ 脱水症状を許さず
レーサーは、次のようにして脱水症状を処理している。彼らのヘルメットには特殊なチューブが通してあり、それを通じて水や、水分と塩分のバランスを回復させるための特別飲料をとっている。そうした特別飲料は、あなたも飲まれるとよい。ただ糖分の入ったものは避けてほしい。そうしたものをとると、積極性や集中力が低下する恐れがある。
⑤ 軽食用の食べ物を手元に
新鮮な果物は、長旅に常に耐えるとは限らない。それゆえ、片腹がすいた時にちょっと口にするものとしてドライフルーツを用意した方がいい。様々なナッツや種子が混じったものは、エネルギー補給のために必要な脂肪酸やタンパク質を、あなたに保証してくれるだろう。
⑥ 携帯電話に気をとられるな
フォード自動車は、若いドライバーの11%ほどが、運転中、携帯電話に常に気をとられていることを明らかにした。これは危険なことで、いつ何時、事故につながるか分からない。それゆえハンズフリーシステムを使うとよい。もしそれがなければ、電話を少し遠くに置くことだ。レースの際、我々は、必要が生じた時のみ、無線を使ってチームのメンバーと連絡を取る。彼らは、我々の注意をそらさないよう、無線で我々に連絡する時を、常に選んでいる。
⑦ 定期的に休息せよ
トップレーサーでさえ、レースの時、ピットストップでの大変短い間だとしても、休憩をとる。「ル・マン24時間」のような耐久レースでも、我々が運転できるのは、14時間までだが、それは幸い連続してではない! またスティント(レースのスタートからピットインまで、ピットアウトからピットインまで、あるいはピットアウトからゴールまでの間隔)の後、その長さが1時間、2時間、3時間と様々であっても、それでも我々は眠ったり、車に乗って単にリラックスする。
先の報道によると、米メディア「Parents Magazine」と「Edmunds 」が2017年度ファミリー 向け車トップ10を選んだ。