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牙を発見したエゴールさんは、ア・ノーヴォスチ通信に、「自分の畑でジャガイモを植えていた時、スコップの先に何か硬いものが当たった。木かと思ったが、その一部を掘り起こしてみると、まったく違うものであることが分かった」と語った。
学生の調査隊と一緒に牙の一部を掘り出したノゴヴィツィン氏によると、牙の長さは約270センチ、根元の周囲は50センチ。
ノゴヴィツィン氏は、ロシアのSNS「フ・コンタクチェ」で「我々の仮定によると、これは毛に覆われたマンモスの祖先のステップマンモスで、約40万年前のものだ。牙は非常に古く、劣化している。この発見は、非常に大きな学問上の価値を持っている」と伝えた。
先の報道によると、米バークリーにあるカリフォルニア大学の生物学者からなる研究チームが、地球上からマンモスが絶滅した理由を挙げた。