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タイムール・ラザ被告(30)はその他に、イスラム教の信徒にとって侮辱的な内容の写真をネットに掲載したということだ。被告はイスラム教のスンニ派の宗教指導者と、ムハンマドの妻たちについて否定的なコメントを残した。英紙ガーディアンが報じた。
裁判所は、「コメントを繰り返すにはあまりに侮辱的」だとしてコメントの詳細は明かしていない。
被告側の弁護士は無実を主張して上級裁判所に、そして必要であれば最高裁に控訴する意向を明かした。国際人権団体もまた、判決を見直すように呼びかけている。
パキスタンではイスラム教の冒涜は罪とされている。2016年にはこの罪で15人が拘束された。SNSでの冒涜的な投稿により死刑が宣告されたのはこれが初めて。