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ジュベイル外相は、カタールが「テロ組織」への支援や周辺国への内政干渉を停止するようあらためて求めた。または、カタールの政策が「知恵と論理」によって定まることを望むと表明した。
共同通信によると、サウジなどアラブ諸国がカタールとの断交を発表したために、カタール側では「包囲状態」との批判や生活必需品不足への懸念が強まっていた。
先の報道では、カタールの住民たちは5日午前、7ヶ国との断交、サウジアラビアとの唯一の陸の国境の閉鎖を知り、食品や飲料水を買いだめするため店に押し寄せた。
6月5日、バーレーン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、イエメン、リビア暫定政府、モルディブ、モーリシャスは、カタールの首長がテロや過激思想を支持しているとして、カタールとの断交を発表した。サウジアラビアはカタールへの陸上輸出を禁止し、国境を閉鎖。カタールは一方、外交関係を断絶したアラブ諸国の決定に遺憾の意を示し、取られた行為を不当だと述べた。