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松野大臣によれば、文書には萩生田光一官房副長官が文部科学省の局長と面会した際の発言が記されている。萩生田氏は安倍首相が2018年4月までには特区で安倍首相の親友の加計氏の経営する教育施設の1学部を開設できるよう希望するという内容を伝えていたとされている。日本では役人がこうした形で希望を表すことは通常、国家機関への圧力と解釈される。
こうした会話があったという事実について萩生田氏自身は20日に断固として否定しており、安倍首相も学部開設の日取りを示したことはないと発言している。
加計学園をめぐるスキャンダルはすでに数週間にわたって続いており、安倍内閣の支持率に否定的な影響を与えている。19日に発表された内閣支持率の世論調査では安倍首相の支持率は急落した。