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新手法の特徴はこれがDNAに加齢によって失われる自己再生能力を取り戻させることにある。研究者らの話では、動物への実験はすでに成功裏に終わっている。
グループはDNAの自己再生をつかさどるプロセスを研究。その結果、自己再生で重要な役割を負っているのは人間や哺乳類であれば各細胞に存在するNAD+という物質であることがわかった。
専門家らはNAD+を基にした薬剤を開発し、実験用マウスの中でも「高齢者」に投与。するとこれら「高齢者」マウスの細胞はほぼ「若者」マウスのものと見分けがつかない状態となり、加齢速度を遅らせるDNAの再生プロセス再びスピードが上がった。
これをうけて人体の臨床実験の実施はこれから半年以内に行われる計画。
先の報道によると、色素の一種メチレンブルーが皮膚の若返りに意外な効果を発揮することが米国の生物学者らの研究でわかった。