CNNは「ロシアの影響」との戦に熱中しすぎた 専門家

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CNNは、ロシアに関連する記事の掲載に関する新たなルールを導入する。これは、米国社会が「ロシアの要因」に疲れたことを示している。ラジオ「スプートニク」の番組で、専門家のアレクサンドル・クビィシキン氏が述べた。

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ロシアをテーマにした記事の掲載に対する管理強化を受け、CNNでは指導部の許可なしにロシアに関する記事を掲載することができなくなった。

この背景には先日起きたスキャンダルがある。CNNは、トランプ氏政権移行チームのメンバーの1人と、ロシア直接投資基金の関係に関する上院の調査についての記事をサイトから削除した

CNNは削除した記事の中で、匿名の議会関係者の情報として、上院情報委員会がアンソニー・スカラムッチ氏とロシア直接投資基金の関係を調査していると伝えた。特に、トランプ氏の「大統領就任式のわずか4日前」にスカラムッチ氏と基金の責任者が会い、対ロシア制裁の解除について話し合ったとされた。記事に多くの事実誤認が含まれていたのは明確である。
これについて、サンクトペテルブルク国立大学のアレクサンドル・クビィシキン教授は、次のように述べている-

米国では、『ロシアの要因』に疲れ、苛立っている傾向が見られている。これは、米国人自らが疲れたこと、そしてトランプ米大統領と関係する状況がかなり複雑であることと関連している。なぜなら大統領に反対する人々の行動だけなく、その多くがCNNの努力によって、議会はトランプ大統領をほぼ国家反逆罪で非難しているからだ。そのため、非常に高い賭けだ。そして、スカラムッチ氏とドミトリエフ氏(ロシア直接投資基金の総裁)が会ったという記事が削除された事実は、情報フィールドが徐々に評価、判断されるようになってきており、ロシアがあたかも選挙結果に影響を及ぼしたとする問題をめぐる熱狂度を高めたり、特定の情報を流すことは、切実性を失ったことを示している」。

先ほど、ウィキリークスのジュリアン・アサンジ氏は米民主党エスタブリッシュメントの政策を手厳しく批判し、民主党の平党員に対して新たな政治勢力を結成するよう提案した。

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