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共同通信によると、視察にはロシア・サハリン州のコジェミャコ知事も同行した。調査団は港を訪れ、ロシア側から港湾整備や水産関連の事業計画の説明を受けた。
地元当局者によると、ロシア国境警備隊の立ち入り制限区域付近を調査団が通る行程だったことなどを理由に、28日に予定されていた燃料保管施設や地熱発電所などの視察が認められなかった。このため調査団はスケジュールを一部変更した。
28日午後に視察を終え、交流船「えとぴりか」で択捉島に向かう予定。
先に報じられたところ、6月15日、プーチン大統領は、ロシア市民の質問に直接答え、その模様は生中継で放送されたが、その中で「将来ロシアと日本は、クリルの島々で共同作業を行う可能性があり、それにより『領土問題解決にとって好ましい諸条件』が作り出されるだろう」と述べた。