カタールをめぐる状況は力によって発展する恐れがある 専門家

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カタールをめぐる状況がラマダン(断食月)明けに再び悪化しており、出来事は力によって発展する恐れさえもある。東洋学者のエレーナ・スポニナ氏は、このような見方を示した。

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バーレーンのハリド外相は6月26日、カタールが地域の国々との合意に従わない場合は、「緊急に地域介入する」とカタールを脅した。

スポニナ氏は通信社「スプートニク」に、「バーレーン外相の発言は、カタールが同国に出された最後通告を拒否したあとになされた。クウェートによる仲介がある程度成功しているものの、カタールをめぐる状況はラマダン明けに再び悪化している。出来事が力によって発展する可能性も除外できない。一方、当事者を対話の方向へ向けさせることが可能な仲介役のお陰で、この最悪のシナリオを回避するチャンスもある。もしそうならなかった場合、このような脅威の影響は、極めて危険なものとなる恐れがある」と述べた。

この前、米国務省のナウアート報道官は20日の記者会見で、サウジアラビアなどアラブ諸国がカタールと断交した理由の詳細を公に説明しておらず「時がたつほどサウジが取った行動への疑問がわき上がってくる」と述べた。

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