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英王室費の増加は、英国会で賛成464、反対56の圧倒的多数で承認された。これは、推定3億7000万ポンド(約4億7000万ドル)のバッキンガム宮殿の修理のため決定した。バッキンガム宮殿の老朽化した電気の配線や水道管の交換などが行われる。同宮殿は、ロンドンにあるエリザベス女王の主要な住居。
女王は2019年、8200ポンド(約1億400万ドル)を受け取る。王室費は隔年ごとに支払われる。なお2016年は4280万ポンド(約5440万ドル)だった。
エリザベス女王の主な収入源は、 英国王室領を管理する特殊法人「Crown Estate」。
英国内では、王室存続の合目的性に関し、絶えず議論がなされている。反対派の人々は「国民の税金を、はっきりとした仕事のない人達の『華麗な生活』を保障するために使うのは、いかがなものか」と考えている。
一方、英王室は常に世界の主要マスコミによって取り上げられている。国内のみならず外国でも、ヘンリー王子、ウイリアム王子、キャサリン妃、その他の王室メンバーは大きな関心を持たれている。
「スプートニク」は最近、ヘンリー王子へのインタビューを掲載した。王子は、王室などに関する自身の考えを率直に語った。