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それによれば決定は発表の翌日から発効する。
6月28日、EUは対露経済制裁をさらに6か月延長することを公式的に明らかにしていた。
EUが再度制裁延長に踏み切った理由について、ロシアの現代発展研究所、金融経済部のニキーター・マスレンニコフ部長はネイション・ニュースからのインタビューの中で次のようにコメントしている。ロシアのRTテレビが引用して報じた。
「欧州が古ぼけた制裁をあと半年延長すると決めたとたんに、米国はEUとの自由貿易圏の交渉に立ち戻る構えだとのシグナルを送った。」
マスレンニコフ部長は現段階では欧州には「対米関係の新たなフォーマットを模索するほうが重要度が高い。このため欧州は今の米議会の姿勢に合わせざるをえないのだ」と指摘している。