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カスペルスキーによれば、新型ウイルスがデーターを暗号化してしまうと、それを修復することは不可能。しかも修復は悪さをするプログラム自身も不可能だし、いかなるアンチウイルスもできない。このようにしてペーチャ・ウイルスにやられた情報は永遠に損なわれてしまう。
ペーチャウイルスによる大規模サイバー攻撃は世界中のコンピューターに被害を出し、今での被害件数は増え続けている。最も被害が大きかったのはロシアとウクライナだが、このほかにもポーランド、イタリア、英国、ドイツ、フランス、米国、アジアでも被害が発表されている。
27日、ロシアとウクライナの多数の企業およびウクライナ政府のコンピューターが大規模サイバー攻撃を受けたとされる事件で、ロシアのコンピューターセキュリティー企業「カスペルスキー」は攻撃に使用されたウイルスが Petyaではなかったのではという見解を表している。
先の報道によると、27日、ロシアとウクライナの石油、通信、金融業界が大規模なサイバー攻撃被害にあった。