フェイスブックの多義的な検閲ルールが明らかに

© AFP 2023 / Lionel Bonaventureフェイスブックの多義的な検閲ルールが明らかに
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米国の調査報道NPOメディア「プロパブリカ」(ProPublica)は、コンテンツモデレートと検閲に対するフェイスブックの立場を明らかにした。ロシアメディアが報じた。

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社内教育用の資料を基にした調査記事は、同メディアのサイトに公開されている。

同メディアによると、フェイスブックのコンテンツモデレーターは投稿が特定のグループに向けられているときにのみ、侮辱や暴力の呼びかけを削除している。

社内教育用の資料で、「黒人の子ども」や「女性運転手」「白人の男性」のうち、誰を「保護するか」との質問には、「白人の男性」が正しい答えとされた。その理由は、フェイスブックは人種、性別、宗教、国籍、性的指向に基づいた「保護されたカテゴリ」への攻撃などを削除するが、カテゴリの下位階層、例えば、「女性」という保護されたカテゴリのうちの「運転手」への攻撃は比較的寛容に対処されるためだ。

そのため、「白人の男性」という、性別と人種の2つのカテゴリに当てはまる対象は保護される一方で、「イスラム過激派」への侮辱は放置されるという。

フェイスブックは、コンテンツモデレーターが議論を呼ぶ表現や投稿の削除ないし容認における正しい選択を取るために、このようなルールを用いている。

​先の報道によると、オーストラリアのコンクリートメーカー「TP Concreting」の、ピンポンという名のアジア人を起用したラジオ向けCMがレイシズム的だとして避難されている。

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